ひとつの相談から 仕組みを変えることができる

活動報告

議員ってなに??の学習会しました!

この日、私が心に残った名言。
「ひとつの相談から、仕組みを変えることが出来る」

 3月27日(土) 無所属の大阪市の武議員と、吹田市の五十川議員に来ていただき、いろんな質問をさせてもらいました! 
  市長って誰のトップか知ってる?から始まった。市長は行政のトップなんだって。そしてそのトップは市民が選挙で選んでるよね
 教育委員会のトップは市長じゃないだって!
 教育委員長がトップなんだよ。 全部、市長(トップ)が決めれるみたいに思える事柄が多かったので勘違いしていた、、、(汗)

 

 

 市長は、市のお金を使ってなんでも提案できる!予算も提案できる。素敵なポジション!でも決定は出来ない。
 市長がなんでも提案して勝手にすることがないように、議員が良いか悪いかを審査して決定する。(いろんな意見を付けることもある)
それを受けて、市長がそれを執行する。それを具体的に仕事するのが公務員。
していいのかどうかを決定するのが議会ってことか~。
だから合意形成が大事ってことですね。
 その議員も、選挙で一人ひとり市民が選ぶ仕組みになっているから、私たちから選ばれし人たちがその権限を持っているわけですね。

24色の色がある方が豊かな町をつくれる

 そうだったら、福祉の事に詳しい議員がいたり、建築に詳しい議員がいたり、教育に詳しい議員がいたり、、、そうやって各区からいろんな議員を選ぶ方が市民は賢いってことだよね。
 私の区では、4人が議員になれるんだけど、2人が維新の党。1人は無所属。もう1人は公明党。 これってすごいもったいないことしてる?! 他の区も見てみると、こんなところが16区もあった! 
 24区のうち16区が 同じ色ってことは、市民からしたら良くない、良くない、、、 
 多数決で決まるのに、市議会しても、これじゃ市民の多様な意見が反映している議会になってないわけだ、、、 ショック!!
 どの党も大事な意見を持っているから、いろんな党が同じくらい混ざっている方がいい。

 議員の数ってそもそもどうやって決められているのだろう、、、
 吹田市では、10000人に一人の議員を選んでる感じ。
 大阪市は?というと、35000人に一人の議員らしい。 (議員少なくない??)
 武議員は、給料半分にしてくれてもいいから、議員を増やす方が大事じゃないかな、、、と。
(誰も議員は賛成しないけどね、、、と笑ってましたが。)

お二人に「どうして議員になろうと思ったのですか?」 と聞いてみた。

 お二人とも、議員になる前は福祉に携わる仕事をされていて、現場の声を上にあげてもなかなか上まで上がらない、、、困っている人たちは確実に目の前にいてるのに、、、
それなら議員になる手段を使おうと立候補されたきっかけがありました。

「一つの相談が、仕組みを変える力をもっている。だから相談は大事。その課題をみるのではなく、どうしてそうなっているのかの原因を探す。背景がわからないと。」 そうやってお二人とも市民の相談を聞いて下さっていることに感動しました。

 そして、お二人の共通していたお話は、議員が「こうしてくれ!」と直接行政にいうのではなく、その課題や提案に関係する人たちとテーブルを作って一緒にどうしたらいいのかを考えるセットが出来る人であることでした。議員ってコーディテート力が必要!!  
 だから、課題そのものでなく、原因になってるのは何か、と探る作業が大事なんですね。
 お二人から、今まで市民の相談や提案から形になった事例も伺えました。
 

「制度」も「議員」も私たち市民からしたら「暮らしの道具」だった!

 道具を使おうと思ったら、道具について知らないといけないし、使いにくかったら使いやすいように変えていくこと、捨てる事、新しくすることが出来るわけだ。納得! 
 議員になってみることも手段の一つ!

 

 今回の学習会で、議員の一番の仕事は「市民の相談を聞く人」と、私は理解した。 

 でも、市民からしたら「議員って賢い人たちがいろいろ市民の為に決めてくれる人」って思ってる。 
 これが一番の間違いだったかも。 
 だから私たちは、自分のまちに住んでいる議員に相談しに行かないと。
 もっと身近な存在になるように自分たちで足を運んでみなくっちゃ。
 そして、選ぶ側は、多様な議員が議会に入れるように、政党を支持するのではなく、個人を支持して一票を入れることを大事にしないとあかんよね。

選挙がたのしみ!! 

まさに市民力が試される!!

 

by maru

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